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友人から「結婚後はパートが良いよ」と聞いたけど…
「正社員orパートのメリット・デメリット」「結婚後に働きやすい職場」と検索しても答えが見つからない…
今の職場は残業も多いけどやりがいはある。結婚後は家庭と両立するために転職した方がいいのかな?
結婚後の働き方は女性に多い悩みです。仕事を頑張りたい、プライベートも充実させたい、など人それぞれですが、悩みますよね。
結婚後の働き方について、自分の価値観をはっきり決めておくことは重要です。自分の価値観を明確化できていないといつまでも悩み続けることになってしまいます!
この記事では、結婚後の働き方に悩まないために「自分の価値観・優先したいこと」を明確化することの重要性を紹介しています。
正解は人によって違います。何が大切で何を優先したいかによって、結婚後の働き方は変わってきます。
他人に振り回されず、自分の価値観で大事にしたいことを優先できるようにしましょう。
【女性薬剤師の結婚後の働き方】薬剤師の雇用形態と業種
薬剤師としての雇用形態は主に以下の3つ。
- 正社員
- パート
- 派遣
業種の違いは主に以下の4つです。もちろん、仕事の内容は職場によって違いがあります。
- 調剤薬局
- 病院
- ドラッグストア
- 企業など
それぞれ特徴をみていきます。
薬剤師としての働き方【正社員・パート・派遣】
薬剤師としての働き方(雇用形態)は主に3つ。それぞれメリット・デメリットがあります。
- 正社員
- パート
- 派遣
正社員のメリット・デメリット
正社員のメリットとして一番大きいのは給料が保障されていること。毎月必ず一定のお給料がいただけ、福利厚生も充実しています。所属する会社の社会保険に加入できることもメリットです。
デメリットとしては残業がある、拘束時間が長い、などです。緊急時の対応や夜勤がある職場もあります。給料や社会保険などの補償があるかわりに、自由がききづらい働き方であるのが正社員です。
パートのメリット・デメリット
パートのメリットは、希望する勤務時間・曜日で働けることです。正社員と比べて、勤務時間が短い傾向があります。
デメリットは週何時間働くかによって社会保険への加入、扶養に入れるかは違ってくること。研修や勉強会の負担がない場合があることです。
派遣のメリット・デメリット
派遣のメリットは時給が高いこと。また契約によって自由な働き方ができることです。旅をしながら全国で働いている薬剤師もいれば、他の業種の仕事をしながら働いている薬剤師もいます。
デメリットは雇用期間が決まっていること。急に派遣の契約が終わってしまうこともあり、安定していないことです。
安定=メリット とらえるかはその人の価値観によります。不安定が必ずしもデメリットではないと個人的には思います。
職場によって仕事内容は異なる【病院・調剤薬局・ドラッグストア】
雇用形態以外に職場でも悩むことがあるでしょう。
- 調剤薬局
- 病院
- ドラッグストア
- 企業など
同じ薬剤師として入職しても、仕事内容が全く違います。また、同じ業種でも規模が大きかったり、地元に密着型だったり…仕事内容も様々です。
女性薬剤師の悩み|結婚後の働き方に迷う理由は?
結婚後の働き方|迷う理由は『自分の優先事項がわからない』から!
働き方に迷ってしまうのは自分がどんなことをしたくて、何を優先するべきかがわからないから。
「結婚後は家庭と両立できるように転職するべき?」と思い「残業なし」や「時給」優先で探していると、なんだか自分がしっくりこないことありませんか?
他人のアドバイスのみで「良さそう!」と思って決めても後で違和感を感じてしまうことが多いです。自分が優先したいことを整理することが大切です。
かつての私もそうでした…自分が納得できていないからモヤモヤしちゃうんですよね。
雇用形態や職場のメリット・デメリット|感じ方は人によって違う
パートか正社員か、病院か薬局かドラッグか…雇用形態や業種のメリット・デメリットの感じ方は人によって変わるものだし、違っていて当然です。仕事に対する考え方は人それぞれ、ひとりひとり価値観が違うからです。
「結婚後はパートがおすすめ」や「家庭との両立がしやすい残業が少ない薬局」
このような広告や記事もよく見かけますが、人によっては結婚後も変わらず仕事を頑張りたいかもしれなし、数年はキャリア形成を優先したいかもしれない。家庭に入って仕事をセーブしたい人もいるし、しばらく薬剤師はお休みしようかな、と思う人がいて当然です。
自分がメリットに感じる部分も他人にとってはデメリットになる。それぞれ価値観が違うのに、他人の価値観に合わせようとするから結婚後の働き方に迷いが生じるのです。
結婚後の働き方を決めるのに大切なのは「価値観の明確化」
働き方は自分の今後の人生を大きく左右します。後々後悔しないためにも、自分の価値観を明確にする必要があります。
自分の優先したい価値観がはっきりしないと、他人の意見に振り回され、いつまでも悩み続けることになってしまいます。
価値観を明確化する重要性がわかっていると、今後の女性薬剤師のライフステージの変化や自分のキャリアを見直す時に役立ちます。
では、価値観を明確にするポイントを紹介します♪
価値観の明確化するためのポイント|自分の思いを書き出してみる
まず今後の働き方について思うこと、仕事だけでなく家庭も含め、自分は何をしたいのか、今後どうなりたいのか、どんな環境に身を置きたいのか、何をやりたくないのかを書き出してみます。
私はエックスマインド(XMind)というマインドマップのアプリに思いつくままに書き出しています。今はアプリもたくさんあるので気軽にできますよ♪
例えば私の場合は以下のようなことを思いつきました。
- 電子薬歴や監査システムが導入されているところ
- 単科ではなく総合病院の門前でいろんな症例が見たい
- 調剤よりも服薬指導がしたい
- 延長保育は使いたくない
- 日祝は家族との時間にしたい(休日出勤はしない)
- 子どもの体調不調等の突発的な休みになるべく対応できる
- 出世はしなくてもいい、あくまでも医療の現場で働きたい
- 駅に近いところに住みたい
- 趣味の時間をもっと取りたい
書き始めると出てくる出てくる…!書き出した項目を見て、何となくで良いのでグループ分けをします。
「環境」「働き方」「子どもに関わること」「家庭」etc…。わけ方は人それぞれ、何かしらグルーピングできるはずです。
わけられたら、グループ毎で優先順位を決めます。この時点では全てに順位をつけなくても良いです。むしろ全てに順位は付けられないのが普通です。
すると何となく自分の中の優先順位が見えてきませんか?これだけは絶対に譲れない!そんな項目がグループの中で見つかると、自分の価値観が見えてきます。
結婚後の働き方は人によって違って当たり前。後悔のない決断を
結婚後の働き方に正解はありません。結婚したからといって無理に働き方を変える必要もないし、変えないことが良いわけではないです。何が大切で何を大事にしたいかは人によって違って当たり前です。
他人の意見を基準にして自分の気持ちを誤魔化していると、後で後悔するのは自分です。後々後悔しないためにも、自分が大切にしたいことをはっきりさせましょう。
初めは自分の思っていることを言葉にして出すだけでもしんどいかもしれません。今の時点では自分の価値観がはっきりわからなくても、その都度自分の思いを書き出していると、徐々にわかるようになってきます。
自分の気持ちに正直に、自分の人生を楽しみましょう。応援しています♪