【調剤薬局|中小→大手】転職数年後にわかった子育て中のメリット

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【調剤薬局|中小→大手】転職数年後にわかった子育て中のメリット

子育て中のママには避けられない、仕事中の保育園からの急な呼び出し。

薬剤師まいまい
薬剤師まいまい

えっ!?嘘でしょ。朝あんなに元気だったのに…

私も復職してから何回も経験しました。涙

電話がなるたびに「保育園からじゃないよね…?」とビクビクしながら働く日々。汗

子どもの体調不良による急な早退、お休みを受け入れてもらえる職場でないと「働きづらい」と感じますよね。

子育て中のママ薬剤師が感じる「働きづらさ」は、人員の確保できている大手調剤薬局に転職することで、働きやすくなるかもしれません。

この記事では、転職直後は大手へ転職して失敗した!と思っていた私が、数年後子育てするなら大手が良いかも、と感じた大手のメリットを紹介します。

これから出産を控えた方、子供を持ちたいと考えている女性薬剤師の参考になるかと思いますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

子育て中のママ薬剤師からみる大手と中小薬局の違い

pharmacist woman

中小企業は、個々の方針や上長によると思いますが、大手は一貫して方針が決まっています。

大手調剤中小調剤
教育制度充実企業による
産休・育休の取りやすさ取りやすい店舗による
有給取得比較的取りやすい店舗による
給与低い場合が多い高いところが多い
早退や突発的な休み取りやすい店舗による
大手と中小調剤薬局の違い(薬剤師まいまい による個人的な見解)

正直中小企業の調剤薬局は、企業による(店舗による)ところが大きいです。

寛容なところもあれば、「育休を短くしてほしい」「育休取るなら復帰はフルタイムで」

と条件付きだったり。

薬剤師まいまい
薬剤師まいまい

条件次第では退職しなければならない(遠回しに退職勧告)こともあるようです。本当はあってはならないことですが…!

また、大手でも人員の確保ができていない場合は、会社の方針が寛容でも、早退や突発的な休みに関して配属先では厳しく言われる可能性もあります。

基本的には、中小より大手の方がママ薬剤師が働きやすい体制が整っていると感じます。

転職数年後|ママ薬剤師になって感じる大手のメリット

全国チェーンの大手調剤薬局|転職直後は失敗だと思っていた

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結婚を機に大手の調剤薬局に転職したのですが、個人の薬局にいた時と経営の方針が大きく違い違和感しかありませんでした。(ちゃんと確認しない自分が悪い)

焦って転職して失敗したな、と。

以前働いていた個人の薬局より給与がガクッと減り残業も多くなり拘束時間が長時間に。

薬剤師まいまい
薬剤師まいまい

…これも自分の確認不足ですね。

店舗スタッフの入れ替わりが激しく、人間関係のトラブルも多かったです。

今思えば、当時は若かったため自分の未熟な点も多く、社会人として鍛えられた転職でした。

ママ薬剤師として復帰後、ありがたみを感じる大手の体制

medicine fever child

何とか耐えて数年後に産休・育休を取得。

元の職場へ復帰した後、大手調剤薬局の体制にありがたみを感じるようになります。

それは、子どもの体調不調による早退、突発的な休みに柔軟に対応してもらえるから。

これは近隣に数店舗ある薬局であったため、緊急時の応援体制が整っていることが理由です。

復帰後数ヶ月は、早退や急な休みが多く申し訳なさでいっぱいでしたが、周りにすごく助けられました。

  • 希望の休みが取りやすい
  • 急な子どもの体調不良による早退、突発的な休みにも対応してもらえる
  • 時短勤務ができる
  • 有休消化も積極的
薬剤師まいまい
薬剤師まいまい

これらがスムーズなだけで、働きやすさがかなり違ってくるんじゃないでしょうか。

大手の調剤薬局は産休・育休の取りやすさももちろんですが、時短勤務が当たり前のようにできる環境もよかったです。

中小企業に勤める友人と話していると、思うように時短勤務ができない、休みが取れず子どもの行事に参加できない、ということもあるようです。

出産後、働く女性に対して多様な働き方を提供してくれる企業には本当に助けられますよね。

育休・産休の実績|働く母親が多いかが重要!

child mother play

実際自分が子育てしながら働いていると大手の調剤薬局は子育てしやすい環境が整っていると感じます。

だけど全ての中小企業がダメなわけではありません。

問題なのは「産前産後休暇・育児休業が思うように取れない」ことや「人員不足のための復帰後の働きにくさ」です。

薬剤師まいまい
薬剤師まいまい

私の以前勤めていた個人薬局は、今まで一人も産休育休をとった人がいなかったんです。

妊娠がわかったらやめるor転職するかだったようで、制度上は産休育休が存在していますが、実績のない企業も多いです。

大事なのは働く母親に理解があるか

転職活動される方、これからワーキングマザーになる予定の方は、配属先にワーキングマザーがどれくらいいるか確認しておくことをお勧めします。

働く母親の多い職場(中高生ではなく幼児や小学生)だと、急に熱を出した、子どもの行事があるなど理解を得やすい環境であることが多いです。

それでいて自分が抜けたら仕事が回らないような店舗ではなく、近隣に数店舗あり、急な欠員でも応援で対応できるところだと働きやすいです。

夫が個人薬局で一人薬剤師をしていた時の話です。

日曜以外の休日は、代わりの薬剤師を自分で探さないと休むことができず…

結果、子供の入園式や運動会に参加することができませんでした。

入社時の説明では、休みの希望は出せるし、有給も取れると聞いていたのですが、実際は一度も取れないまま。

こんなはずじゃなかった!とならないように事前にきちんと確認しておくことが大事です。

面接時の話だけでなく、実際配属される店舗やエリアの状況をエリアマネージャー等から聞いておくことができたら安心ですね。

薬剤師まいまい
薬剤師まいまい

転職予定の場合は、エージェントの方を通して確認してもらうとスムーズですよ。

独身時代と子育て中では価値観が変わって当然

mother child
薬剤師まいまい
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大手に転職して失敗した!と思っていたけど、育休明けの復帰後は大手を選んでよかった!

大手で良かったと思うのは、転職直後と数年後で自分の環境・価値観が変わっていたためです。

独身時代、夫婦二人のみの時代では給料や自己研鑽を優先させたかった。

色々学べるけれど、大手の給料に不満があった。

子育て中は価値を感じることが変わって当然です。

その都度自分にとって最適な職場は変わります。

どちらが良い、悪いではなく、その時々で自分の価値観に合う最適な環境で働けたらいいですね。

私の場合は、転職失敗!と思っていた職場が、ママ薬剤師として復帰してから大手のメリットを感じられるようになったのです。

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